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​京都 ハナうたについて

「京都ハナうた」きものフィッティングマイスター高井良幸です。 
着物業界で働き始めて、約30年になります。

この業界に入ったのは19歳の時、親の薦めで仕方なくでした。
連れて行かれたのが、糸屋をしていた父とつきあいのある会社。

京都に住んでいても、着物という言葉から連想できたのは「高価」「誰も着ていない」「芸者さんが着るもの」くらい。この仕事に就いてはじめて、日本の伝統産業「着物」を知ることになりました。
最初は荷造りと発送準備の毎日。反物の巻き方から覚えました。丁稚のような下働きで、先輩について訳も分からず勉強していきます。
半年ほどで営業として名古屋の数店舗を任され、2年後には名古屋

エリアを担当するように。バブル期でもあり、着物はどんどん売れ、営業トップになりました。

浮かれてはいられませんでした。バブル崩壊以降は厳しい状況が続き、2000年、勤めていた着物問屋が経営破綻。辞めようかと頭をよぎりましたが、再建を手伝おうと考え直しました。それから9年間、死にものぐるいで働きました。

ようやく3年前、会社が再建したあとで、やはり自分のやりたいことをしたいと 会社を離れ、小さなお店を構えました。 
それが「京都ハナうた」です。 
京都市中京区にある小さなキモノ屋です。 店内には、常時1000本ほど、着尺や帯を揃えております。 ホームページではお伝えできない掘り出しものもたくさんございますので、お気軽にお越しください。 そして気に入った着物が見つかるまでじっくり手に取ってください。

好きなだけ着物を見てください。 
好きなだけ着物を楽しんでください。

それが「京都ハナうた」とお客さまのはじまりです。

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